歯科医院の受付で、患者さんに対して間違った言葉遣いをしないために

● 歯科医院の受付で、患者さんに対して間違った言葉遣いをしないために

こんにちは。久保佳世子です。

歯科医院で、よく見られるのが、間違った言葉づかいについて書きます。

例えば「診察券の方をお預かりします」「応急処置というかたちになります」よく見られる間違った言葉づかいです。

「診察券をお預かりします」「応急処置になります」で良いです。

「診察券の方になります」の「方も」「なります。」も不要です。

「応急処置というかたちになります」

「応急処置になります」の「なります」は、問題ありません。理由は、通常の処置では無く、応急処置に変わる(代わる)からです。

つまり通常の処置では無く、応急処置と変化が伴うからです。

他にもこのような使い方をしていませんか?

・お手洗いは、あちらになります
・治療代1,280円になります
・これで治療は、終わりになります

下記が正しい言葉づかいです。

・お手洗いは、あちらです
・治療代1,280円です(でございます)
・これで治療は終わりです

これらの間違った言葉づかいに、まずは気づくことが重要です。

しかし大抵の場合、指摘されるまで気づいていない方が多いです。

間違った言葉づかいや言葉のクセに気付く、最も有効な方法があります。

それは、診療時間中の患者さんとの対応シーンを録音や録画で記録に残すことです。

録音ですと、すぐに出来ます。待合室に、携帯電話の録音機能を使用して、患者さんのやり取りを録音すれば良いですね。

更に効果的なのが、診療シーンをビデオ撮影をし、後で録画した内容のチェックをすることです。

この診療シーンのビデオチェックを行えば、個々の言葉のクセに気づけます。

正しい言葉づかいが早く身につく最短のルートです。

出張型のセミナー歯科接遇マナー研修をお受け下さったスタッフの方のご感想です。

ロールプレイングで患者さんの気持ちでリアルに演じて下さったこと、一方でそういう時の医院の対応をアドバイスして下さったのが、良かったです。

自分がもし患者だったら、どうされたいか、医院の都合ながりを考えないようにしていこうと実感できて良かったです。

言葉づかいについいぇ「~の方」とか「~のかたち」などおかしな言葉でも、日常会話では注意し合わないし、聞き流してしまうこともありので、自分の口癖に気付くことができて良かったです。

私は、電話をかけたり、受ける機会が少ないのですが、受付の悩みや、色んなパターンのロールプレイングで受けたことで、参考になりました。

スタッフの方が難しく感じている患者さんへの応対の仕方の仕方が解決できます。

例えば、話し好きな患者さんへの対応の仕方など、困っているスタッフの方は多いです。

そのような時に、どう言えば患者さんにご理解頂けるかなど、普段疑問に感じていることを解決できます。

こんな時どう対応したら良いの?疑問がどんどん解決できますよ。

歯科専門の接遇マナー講師から、正しい言葉づかいや患者さんに好かれる言い回しが学べます。

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スタッフ1名 30,000円(税込)/オブザーバー1名 15,000円(税込)