患者さんからのクレームを減らすために、歯科スタッフがいますぐできること
● 患者さんからのクレームを減らすために、歯科スタッフがいますぐできること
こんにちは。久保佳世子です。
患者さんの満足度を上げ、継続して通院して頂くための絶対条件として身だしなみがあります。
これだけは絶対におさえて頂きたいポイントです。
身だしなみを整えるのに、技術は要りません。そして時間もかかりません。いますぐにできます。
身だしなみを整える=不快感を減らすであって、決して満足度を上げるものではありません。
身だしなみを整っていて当たり前なのです。接客や接遇以前の問題です。そこを放置するのは良くありません。
ですから、患者さんに不快感を与える金髪のような髪、落ちてくる髪は、すぐにまとめましょう。
サイドに落ちてくる髪をまとめだけで、清潔度がグッと上がります。
スタッフの身だしなみに違和感を持つ患者さんも少なくありません。
特に30代後半~の女性患者の目は厳しいです。
やはり同性には厳しいチェックが入ります。
「衛生士さんのお化粧が濃すぎて、気になります。顔が近づくので、バッサバッサのまつ 毛とか気になりますし、化粧のにおいも、不快です。金髪のような髪も不潔に感じます。 」
「若い子が多いので、今どきのおしゃれな感じメイクとか髪型派手なところは安心できな いと感じます。 」
これらは、患者さんの生の声です。
歯科専門の接遇マナー講師をしている私には友人知人から
「なんで歯医者で働いている人って、茶髪なの?」
とよく聞かれます。
「それに、なんであんなに偉そうな態度をするの?」
と続けて言ってきます。
明るすぎる茶髪や、顔に垂れ下がってくる髪型は、患者さんへの印象を悪くします。そこに言葉遣いが悪いと、更に悪印象を植え付けます。
明るすぎる茶髪は、軽薄な印象を与えます。
クレームを減らしたいとお思いでしたら、まずは身だしなみを整えることです。スタッフの身だしなみの悪さは、院長の責任です。
身だしなみが整っていないのは、スタッフが悪いのでは無く、それを許している先生が悪いのです。
スタッフに注意しない=茶髪OKとスタッフは捉えるのです。ですから、服務規程を導入すべきです。
ずっと選ばれ続ける歯科医院になるためには、身だしなみから整えて下さいね。
スタッフの身だしなみが整えば、院長の患者さんから評価を下げなくて済みます。
特に目立つ髪の色の規定については、ヘアスケールの使用をおすすめします。
ヘアスケールについては、コチラの記事にも書いていますので、是非お読み下さい。
ヘアスケールを使用すれば、カンタンに髪の色のチェックができます。
スタッフの身だしなみの指導ができない、どう指導して良いかわかならい先生はご相談下さい。