歯科専門の接遇マナー講師が伝える!接遇教育がすぐに変化が実感できるクリニックとは
こんにちは。久保佳世子です。
歯科医院に接遇マナー研修で、訪問した数は200を超えています。
たった1回の単発の研修であっても、すぐに変化を実感できる歯科医院には共通点があります。
それは、院長をはじめスタッフ全員が同じ方向を向いています。
そして、共通して言えるのが、患者さんに喜んで貰いたいという意欲が非常に高いことです。
また、理念やビジョンが明確にあって歯科医院としての使命が明確です。
ですから、そこに接遇研修という要素が加われば、あとは実践しか無いのです。
患者さんに喜んで貰いたいという動機はある、しかし方法がわからない。
今のやり方で合っているのか?もっと良い方法は無いのか?このような意欲のあるスタッフが多くを占めていれば、間違い無く接遇研修後すぐに変化を実感できます。
中には、接遇に消極的なスタッフが居たとしても7割が前向きなスタッフが居れば変わります。
しかし、逆だと時間がかかります。
3割がやる気のあるスタッフで、残りの7割がやる気の無いスタッフ構成であった場合は、単発での変化は難しいかもしれません。
以前、訪問した医院様はたった1回の訪問で、歯科衛生士、歯科助手がユニット導入時にマスクグローブを外した対応に翌日から行動変化がありました。
訪問から1か月以内に茶髪のスタッフが黒髪に変えてきました。後日、黒髪に変わったスタッフの写真が送られてきました。
研修の翌日から劇的に変化したとチーフの歯科衛生士の方からメッセージが届きました。
おかげさまで外部の方に、指摘されたところのお掃除から今日始まったようで訪問に出てた私はみんなの激変ぶりに驚きデス!
導入からお帰りまでみんな思い出しながら辿々しく感じることもありますが活気付いております!
笑ったのが、患者さんが激変した対応におどおどして、スリッパな、履いとくんな…(スリッパ履くのね)
と戸惑ってたとの事とりあえずお礼と報告まで…
こちらの医院様はマスクグローブを外した導入を、研修翌日からすぐに実践されました。
また、患者さんへの笑顔の挨拶を実践されました。
その結果、余りの激変ぶりに患者さんが驚かれたそうです。
スタッフの行動面だけでは無く、乱雑に器具機材が置かれていたキャビネット周りも整理収納されました。
こちらの医院様は、医院の造りが患者さんと同じ動線でした。
院内の造りがオープンなので、ユニット導入時は患者さんからキャビネット周りもよく見えます。
研修当日に、乱雑に置かれた照射器やグローブなど、乱雑になったキャビネット周りも整理収納するようにアドバイスを致しました。
後日、綺麗になった画像もSNSのメッセージで報告をして下さいました。
たった1回に接遇研修でも変化が実感できる歯科医院さまは、7割がやる気が高いスタッフが揃っていることです。