歯科医院でアポを入れるときに「この日は何時でも空いています」はダメな受付スタッフです。

● 歯科医院でアポを入れるときに「この日は何時でも空いています」はダメな受付スタッフ

こんにちは。久保佳世子です。

先生の医院の受付スタッフが「この日は何時でも空いています」と言っていませんか?

この表現をお聞きになって、どうお感じでしょうか?

仮に、たまたまそこが空いていたとしても、ヒマな歯医者さんという印象を与えませんか?

美容室だって同じです。

「この日でしたら、何時でも空いています」と言われると、担当の美容師は人気が無いのかな?と思いませんか?

同じカットして貰うなら、人気の無い人よりも人気のある人の方がモチベーションも上がりませんか?

ですから受付スタッフが、このような言い方をしていれば、すぐにやめましょう。

「この日は、何時でも空いています」は「この日は、全然予約が入っていないです。」に等しくヒマな歯科医院に映ります。

ヒマな=流行っていない歯医者の印象を与えかねません。

また、ヒマな歯科医院に通うのと、患者さんの多い歯科医院に通うのとでは、どちらがモチベーションが上がりますか?

当然、後者です。

もし、このブログをお読み下さった先生の歯科クリニックが、集患に困っていたとします。実際に他院と比べて、ヒマだっとします。

それでも、患者さんにヒマと思わせないことです。

そして重要なのは、日ごろから、アポイントをとる時の主導権は受付が握りましょう。

アポイントは患者さん主導になってはいけません。

だからと言って、「この時間しか空いていません」と高飛車に伝えるのではいけません。

特に、急患で困っている患者さんには「予約でいっぱいです」とは言いません。そんなこと患者さんだってわかっています。

でも、そこを何とか診て欲しいと思うのが、患者さんの心理です。

「歯が痛くてつらいでしょうが、●時はいかがでしょうか」に付け加えて「こちらでしたら、比較的待ち時間も少ないのでお越し頂けますでしょうか」と言います。

こう言われると、どうでしょう。

新患を取りこぼさない電話対応の仕方については、コチラもお読み下さい。

要は、何でも言い方なのです。

同じことを伝えるのでも、価値を感じさせる言い方と価値を低くする言い方があります。

受付スタッフは、表現力が非常に大事です。

受付スタッフの教育が医院経営にも大きく影響します。最初に患者さんと接点を持つのは、先生では無く受付スタッフですから。

受付スタッフセミナーにご参加下さった方の受講の感想を頂きました。

いままで受講したセミナーの中で久保先生のセミナーが一番好きです、大好きです。

内容や声が心と頭ににビンビン浸透し、やる気にさせて、それを行動へと変えてくれる。

結果も出て自分に自信が持てるようになりました。勿論、院長先生の温かい理解があってこそです。

受付には可能性がたくさんあって、本当に面白いです。

まだまだ伸び代があるので、これから院長先生とどんどん素敵な病院にしていきたいです。

お書き下さったように、受付には可能性がたくさんあります。

受付で歯科医院が決まります。

このセミナーは10月の開催予定です。

それまで待てない先生は、受付スタッフに特化した継続型の研修がございます。

 

新人スタッフの意識と行動が1日で変わるセミナー

新人スタッフの意識と行動が1日で変わるセミナー2024
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東京会場(AP東京八重洲):2024年5月12日(日)

大阪会場(AP大阪茶屋町):2024年5月26日(日)

大阪会場(AP大阪茶屋町):2024年6月2日(日)

スタッフ1名 30,000円(税込)/オブザーバー1名 15,000円(税込)